社会92%は「名刺を捨てられない」--Sansan、神田明神で「名刺納め祭」開催

法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」や個人向け名刺アプリ「Eight」を展開しているSansanは、12月1日に「名刺の整理と処分に関するインターネット調査」を公表。あわせて「名刺納め祭」を12月13日から3日間、神田明神にて開催すると発表した。

 名刺の整理と処分に関するインターネット調査は、20代~50代の会社員、自営業、経営者や役員、公務員の297人を対象として、11月21~28日にオンライン上のアンケート調査を行ったもの。

 この調査によれば、ビジネスパーソンは1人あたり平均1383枚の名刺をもらっているものの、全体の約92%が名刺を捨てられないと回答している。その理由として「今後のビジネスに役に立つかもしれないから」(40%)、「相手に失礼だから」(38%)が上位になっている。この回答から、多くのビジネスパーソンは今後のビジネスに活かしたいために名刺の整理を行い、また名刺を単なる紙ではなく、名刺交換相手を投影するものとしてとらえ、大切に思っているということがうかがえるという。
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 名刺を整理するタイミングは、年末の仕事納めのときとなる12月が最も多く、次いで年度末や年度初めにあたり3月や4月となっている。

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 名刺納め祭は、名刺を奉納することにより、1年の出会いに感謝しながら名刺を整理。2018年のビジネスへの弾みとなるように企画されたもの。会場となる神田明神は、縁結びの神様であるだいこく様、商売繁盛の神様であるえびす様がまつられている。開催初日となる12月13日は、正月支度を始める伝統的な「正月事始めの日」にあたることから、「名刺の奉納を通して、参拝者の正月支度のきっかけにしてほしい」という。

 イベント期間中は奉納箱が用意され、参拝することができる。時間は13日が13~16時で、14日と15日が9~16時。神田明神神職による祈祷も1日1回実施。13日は13時~13時30分、14日と15日は12時30分~13時。会場にはEight専用スキャナーを設置。持参した名刺をデジタル化することも可能となっている。特設サイトの事前申し込みフォームから登録したユーザーは、Eightの有料機能が使えるプレミアムクーポンをプレゼントする。
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