競馬タイキシャトル種牡馬引退、クリューガーなどを輩出

[2017年12月03日 09時00分 紙面から]

 98年度の年度代表馬タイキシャトル(牡23)が種牡馬を引退することが2日、分かった。昨年左の飛節を痛めた影響で、種付けに影響が出ていたため19年間の種牡馬生活にピリオドを打つ。現在繋養(けいよう)されているイーストスタッド(北海道浦河町)の高橋学場長は「馬に(種付けの)意欲はあるが、踏ん張りが利かない。いまだに産駒が新馬勝ちするなどもったいないですが、馬のことを第一に引退を決めました」と話した。

 同馬は安田記念、フランスのジャック・ル・マロワ賞など国内外G1・5勝を含め13戦11勝。種牡馬でもウインクリューガー(03年NHKマイルC)、メイショウボーラー(05年フェブラリーS)、サマーウインド(10年JBCスプリント)などを輩出した。今後はイーストスタッドで功労馬として繋養される。

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タイキシャトル(97年11月16日撮影)
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