芸能 日本ではなく韓国のミュージシャンです…「ジャパニーズ・ブレックファスト」初の来韓公演[12/03]

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▲ジャパニーズ・ブレックファスト。2017.12.03。(写真=キムパプレコーズ提供)

【ソウル=ニューシス】亡くなった韓国人の母親を追悼して作ったデビュー作「Psychopomp」で最近、最も注目されるミュージシャンになったジャパニーズ・ブレックファスト初の来韓公演が開催される。

3日、公演を主催するキムパプレコーズによれば、ジャパニーズ・ブレックファストは来る14日午後8時、ハナトゥオブイホールで韓国ファンたちに初めて会う。

ジャパニーズ・ブレックファストはフィラデルフィアのバンド、リトル・ビッグ・リーグ(Little Big League)でギターとボーカルを担当していたミシェル・ザウナー(Michelle Zauner)のソロプロジェクトとして出発した。

名前だけ見れば日本と関係のあるミュージシャンに見えるが、ミシェルはソウルで生まれて米国に移民した韓国系米国人ミュージシャンだ。ジャパニーズ・ブレックファストのツイッターアカウントには「私は韓国人(I'm Korean)」と表記されている。

昨年発表したシングル「Everybody Wants To Love You」のミュージックビデオでは韓服を着て電子ギターを演奏している。
(関連動画:https://www.youtube.com/watch?v=KNT7wuqaykc

SFコンセプトで製作された最近のシングル「Road Head」では韓国語で「ラミョン」と書かかれたカップラーメンを食べ続ける。
(関連動画:https://www.youtube.com/watch?v=cCmLjb-ocPY

二番目のアルバム「Soft Sounds From Another Planet)」には済州島の海女をモチーフをした「ダイビング・ウーマン(Diving Woman)」が掲載された。

10代の夏休みに韓国にきて、いとこたちと氷小豆を食べるのが好きで、ピンクルの歌を楽しんで聞いたことはあるが、自らの韓国人としてのアイデンティティについて真剣に考えるようになったのは愛する母親が亡くなってからだ。

2014年、韓国人の母親が癌になったという報せを聞いたミシェルはフィラデルフィアを離れて母親がいるユージーン(オレゴン州)に帰った。それから6カ月後に亡くなった母親のそばを守る間に作った曲を入れたアルバムがジャパニーズ・ブレックファストの公式デビュー作になった。

フィラデルフィアまたはニューヨークに帰って新しい職業を得ようと考えていたミシェルの人生が「死神(Psychopomp)」と名付けられたデビューアルバムと共に変わった。アルバム初のシングルが出るやいなや米国の7~8のレーベルが契約を提案してきたからだ。
(中略)

初めてのワールドツアー中であるミシェルはソウルを終着地に予定している。生前の母親はもちろん、本人さえ数年前までは想像もできなかったソウルの舞台だ。ミシェルは母親が自分の舞台を見てくれたら「非常に誇らしく思っただろう」と話した。

イースタン・サイドキックのメンバーだったオ・ジュファンの主導で結成されたバンド「アドイ(Adoy)」がスペシャルゲストで登場する。

イ・ジェフン記者

ソース:ニューシス(韓国語) 日本でない韓国ミュージシャンです…「ジャパニーズブレックファスト」初めての来韓公演
http://www.newsis.com/view/?id=NISX20171203_0000165585