全日本相撲選手権大鵬の孫・納谷幸之介 予選敗退「力出し切れず悔しい」…大鵬を想起させる体格、1メートル90・160キロ

大鵬の孫・納谷幸之介 全日本相撲選手権で予選敗退「力出し切れず悔しい」
2017年12月03日 15:01
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 全日本相撲選手権が3日、東京・両国国技館で行われ、大相撲の元横綱大鵬の孫で、元関脇・貴闘力の三男・納谷幸之介(17=埼玉栄3年)は決勝トーナメント進出はならなかった。
今年の国体少年の部を制して出場権を得た納谷は、予選1回戦で寺沢樹(東洋大4年)に押し出されたが、2回戦は広尾達成(日大3年)を一気の攻めで押し出した。
勝てば決勝トーナメント進出だった3回戦は奮闘むなしく、8年前の大会覇者・冨田元輝(和歌山県庁)に引き落としで敗れた。

 高校最後の大会を終え、「力を出し切れずに悔しい。もっと前に出られたら良かった。緊張はなかったけど、焦ったところがあった。勝った相撲は自分の相撲が取れた」と振り返った。

 1メートル90、160キロと恵まれた体格は、祖父の大鵬を想起させる。
今後は、祖父が起こした大鵬部屋の流れをくむ大嶽部屋に入門し、来年1月10日に初場所の新弟子検査を受検する。
プロ入りは「小さい頃からの目標」。プロでの目標を聞かれると「幕内で活躍できる力士になりたい」と話した。

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全日本相撲選手権に出場した埼玉栄高の納谷(右)は、予選2回戦で日大の広尾に勝利
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高校最後の大会を終えた納谷(右)は埼玉栄高・山田監督と握手
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