大相撲<角界スクープ!>貴乃花親方が相撲協会「追放」へ ★7

横綱日馬富士(33)の暴行事件で大揺れの大相撲界。問題解決を急ぐ相撲協会の前に立ちはだかり、愛弟子貴ノ岩(27)の事情聴取を拒否し続けている貴乃花親方(45)の特異な行動が注目を集めている。このままいけば大相撲界を追放される恐れも囁かれている。一歩も後に引かない強硬姿勢の胸の内とは――。

 平成29年の納めの九州場所(福岡国際センター)は、横綱白鵬が14日目に早々と40回目の優勝を決めた。休場明けにもかかわらず、日馬富士による暴行事件をめぐる大波乱を尻目に、若手顔負けの力強い相撲で締めくくっただけに喜びもひとしおだった。
 「(春場所を)休場したとき、後援会の方から、『30回優勝した人は3人いるが、40回は1人もいない』と言われ、体が熱くなった。達成してホッとしている」
 こう会心の笑みを浮かべていたが、土俵外でこの白鵬以上に存在感を見せつけたのが、今回の暴行事件の明らかな被害者である、貴ノ岩の師匠の貴乃花親方だ。

 しかし、一連の言動はまさに謎だらけで、理解するのは容易ではない。
 秋巡業中だった10月25日の夜、鳥取市内のラウンジで日馬富士貴ノ岩の頭部を滅多打ちして大怪我をさせた、とされるこの事件。巡業の総責任者なのに相撲協会にはいっさい報告せず、4日後には鳥取県警に被害届を提出。その後は固く口を閉ざし、本心を語ろうとしない。連日の報道陣の突撃取材も、見事なまでに無視し続けている。
 聞きたいことはいっぱいある。どうして相撲協会の最初の事情聴取に、「知らない」と答えたのか。

 「(退院した初日の3日前の時点で)状態は安定しており、相撲を取ることを含めて仕事に支障はない」
 場所前、貴ノ岩が入院した福岡市内の病院の医師は、このように話しているのに、なぜ貴ノ岩を初日から休場させたのか。全休すれば、来場所の十両転落は避けられないのだが…。

 さらに、3日目に日馬富士の師匠である伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)が、「ほかの弟子もいる。場所中なので、(被害届を)取り下げてくれないか」と頭を下げて頼んだときも、「取り下げるつもりはない」と、クビを横に振った。
 「このままでは堂々巡りだから、第三者(弁護士)を立てなければいけないかもしれない」
 と、貴乃花親方は「法廷闘争も辞さず」の姿勢をのぞかせている。

 伊勢ケ浜親方は、去年3月の理事長選挙に際し、貴乃花親方を推した数少ない支援者の1人だ。それを、どうして恩を仇で返すようなことをするのか。貴乃花親方に近い関係者が語る。
 「貴乃花親方が怒っているのは確かです。でも、それは可愛い弟子をボコボコにした日馬富士だけじゃない。もっと大きなものと対峙し、この際、『徹底的にやってやる』と腹をくくっているんです」
 その怒りの矛先がどこに向けられているのか。ちらりと垣間見せたのが、九州場所11日目のことだった。

http://npn.co.jp/sp/article/detail/61015890/

2017/12/01(金) 12:28:29.32
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