文化芸能 新派の水谷八重子、劇団は「まさに家族」 (東京都)

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新派の水谷八重子、劇団は「まさに家族」
(東京都)

 舞台「家族はつらいよ」の製作発表会見が3日、都内で行われ、原作・脚本・演出を手掛ける山田洋次氏(86)のほか、劇団新派の女優・水谷八重子(78)らが出席した。  
山田監督がメガホンを取った同名映画「家族はつらいよ」を舞台化。2018年に創始130年をむかえる劇団新派が誕生時の原点に立ち返り、「また新たな現代劇を」という思いで本作に挑む。  
家族がテーマの作品であることから水谷は「劇団というのはまさに家族」と定義。「少人数の家族だって摩擦がないわけじゃない。いろいろゴタゴタがあるわけで。
劇団新派は)50人に満たない家族でありますけど、喧々諤々(けんけんがくがく)言えることが、
私たち家族のうれしさでございます」と語り、「観客が大勢詰めかけてくださることで、この家族は本当にハッピーになれるんです」と来場を呼びかけた。  
山田氏は「(映画でも舞台でも)根底に流れるテーマはそんなに変わりはない。ただ俳優が全部、変わる。俳優が変われば全体のムードもテーストも変わっていくだろう」と説明。  
さらに「観客が大笑いしながら、ちょっと帰りがけに『人ごとじゃないなあ』と涙が出るような芝居になればいいなと思っています」と語った。  
舞台「家族はつらいよ」は、2018年1月2日から東京・三越劇場で上演される。
[ 12/3 15:29 NEWS24]

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