長崎県ロボットだらけの「変なホテル」が好調 ハウステンボス増収増益

ロボットだらけの「変なホテル」が好調 ハウステンボス増収増益 
12/4(月) 20:01配信
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決算発表会はハウステンボス会場と中継し、代表取締役澤田秀雄社長(左)はハウステンボス会場に出席した。
澤田社長は6~7年の間半分以上ハウステンボスにいたが、ハウステンボスに来る時間を3分の1くらいに削減し、若手の経営陣育成体制を作っていきたいとしている

 ハウステンボスが12月4日に発表した2017年9月期決算(16年10月~17年9月)では、同社単独の取扱高(売上高)は291億5000万円(前期比101.9%)、営業利益は75億8700万円(同100.1%)と増収増益だった。
ロボットが従業員として働く「変なホテル」などが好調だという。

 増収増益を後押ししたのは、長崎県佐世保市の大型リゾート施設「ハウステンボス」に隣接する「変なホテル」。
受付や荷物の預かりなど、ロボットがほとんどの業務を担い、ロボットだらけのホテルとして話題になった。「8億円の売り上げがあったら5億円の利益があるくらい、世界一生産性の高いホテル」(澤田秀雄社長)

 来年末ごろには、最新薄型太陽光電池や植物を採用する最新蓄電池を投入した3号棟もオープンする予定。この1年間でも全国で10棟を新設する予定で、3~5年以内に世界で100棟まで拡大していくという。

 また、来場者を増やすための施策として、「日本一、世界一、日本初、世界初」という考え方のもとイベントを実施する。費用対効果を意識しながら、インパクトのある大きなイベントを年2回は実施したい考えだ。
例えば、アニメ『ワンピース』の海賊遊覧船「サウザンド・サニー号」の制作には3~4億円掛ったが、100万人以上が乗船したため十分に採算がとれたという。

 今後は、12月16日にオープンする、壁から天井まで総金箔貼りの「黄金の館」や、木と木の間にワイヤを張り、
そこを滑車で滑り降りる「ジップライン」のパイプ版「パイプレールコースター」、ハウステンボスから船で約40分くらいで行ける「無人島計画」などを展開。

>>2以降へ続く