軍事 北朝鮮が米韓に警告 「史上最高の超強硬対応措置の断行を考慮」

北朝鮮祖国平和統一委員会(祖平統)の報道官(スポークスマン)が3日、
米韓合同軍事演習を非難する談話を発表した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。

米韓軍は4日から、韓国の空軍基地で空中戦の合同演習を行う。
今年は米国の最新鋭ステルス戦闘機など約230機の航空機が参加する過去最大規模の演習になる。

談話は、演習に対して、「先鋭な朝鮮半島情勢を一触即発の核戦争の局面に追い込む重大な軍事的挑発である」と非難した。

また、「侵略者、挑発者がほかでもなく米国とかいらい好戦狂であることをはっきりと示しており、
われわれが並進路線の不変の進路に沿って強力な戦争抑止力を全ての面から打ち固めたのが
全く正しかったということをよりはっきり実証している」と強調した。

さらに、「われわれはこの機会に、わが国家と人民に対する米国とその追随勢力の妄動に対処して
史上最高の超強硬対応措置の断行を慎重に考慮するであろうし、その代償を必ず払わせると闡明した
朝鮮民主主義人民共和国国務委員会委員長同志の去る9月21日の声明を再び想起させざるを得ない」と強調した。

その上で、米韓に対して「恐ろしい報復の火薬が固められ、
悲惨な自滅の時刻が早められるということをはっきりと認識すべきである」と威嚇した。
http://dailynk.jp/archives/100871