九州北部豪雨 まもなく5か月 福岡 朝倉で不明者捜索

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171203/k10011244861000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_022

12月3日 17時48分

ことし7月の九州北部豪雨からまもなく5か月となるのを前に、福岡県朝倉市では今も行方がわかっていない4人の手がかりを探そうと、警察などによる一斉捜索が行われました。

ことし7月5日に発生した九州北部豪雨では、筑後川の支流の川が氾濫するなどし、福岡県と大分県で37人が亡くなり、朝倉市では今も4人の行方が分かっていません。

このため警察や地元の消防団などでは毎月1回の一斉捜索を続けていて、3日はおよそ450人が集まりました。

捜索は、朝倉市久留米市の境にある筑後川沿いのおよそ10キロの区間に捜索ポイントを7か所設け、行われました。

警察官らは、足元の草を刈りながら木の根元など細かいところまで行方不明者の手がかりがないか探していました。

警察によりますと、3日の捜索で久留米市田主丸町の河川敷で、人の骨と見られるものが見つかったということです。

警察は身元の確認を急ぐとともに、九州北部豪雨で行方が分からなくなっている人との関連について調べています。

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