自衛隊ヘリ墜落事故1人の遺体収容 不明の隊員と確認 静岡 浜松沖

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171203/k10011245091000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_018

12月3日 18時29分

ことし10月、静岡県浜松市の沖合で航空自衛隊のヘリコプターが夜間飛行中に墜落し4人が行方不明になった事故で、機体の一部が見つかった付近の海底から3日、1人の遺体が収容され、行方不明となっていた隊員の1人と確認されました。

ことし10月17日、静岡県浜松市の沖合で航空自衛隊のUH60救難ヘリコプターが夜間訓練中に墜落し、乗っていた隊員4人の行方がわからなくなりました。

これまでの捜索で、浜松基地の南30キロ余り、沖合の水深およそ700メートルの海底から、機体の一部とフライトレコーダーが引き揚げられたほか、先月29日には無人探査機による捜索で、飛行服を着た人影が確認されていました。

このため、航空自衛隊は海の状況を見ながら準備を進め、3日午後、海底から1人の遺体を収容しました。身につけていた本人証明書などから、行方不明になっている4人のうちの1人と確認したということです。

航空自衛隊は、引き続き行方がわかっていない3人の捜索を続けることにしています。

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