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2017年12月3日 14:49 発信地：ロシア
【12月3日 時事通信社】トランプ米大統領は2日夜、ロシア疑惑に絡み、フリン前大統領補佐官（国家安全保障担当）が偽証罪で訴追されたことについて「いかさまか、二重基準ではないか」とツイッターに書き込み、自身の周辺に対する捜査に不満を示した。
トランプ氏はツイッターで「フリン将軍は連邦捜査局（FBI）にうそをつき、人生を破壊されたが、ひねくれヒラリーには何も起きていない」と主張。昨年の大統領選民主党候補で、私用メール問題が一時捜査対象となったクリントン元国務長官を持ち出し、批判した。
FBIは昨年11月、クリントン氏の訴追は適当ではないと結論付けている。トランプ氏には、モラー特別検察官によるロシア疑惑追及が強まる中、盛んにクリントン氏への批判を蒸し返し世論の関心の矛先を変えたい思惑もあるとみられる。(c)時事通信社
