王を取られても負けじゃない? 戦国時代の「朝倉将棋」を体験・福井

戦国時代の「朝倉将棋」を体験

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/3053216051.html
NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

福井市一乗谷朝倉氏遺跡で見つかった将棋の駒をモデルに、
親子で将棋作りを体験する催しが福井市で行われました。

福井市一乗谷朝倉氏遺跡は戦国大名の朝倉氏が拠点とした国内最大級の城下町の遺跡で、
昭和48年に見つかった将棋の駒は、「朝倉駒」と名付けられ、国の重要文化財に指定されています。

親子連れ6組が「朝倉駒」の特徴で現在の将棋にはない「酔象」という駒を手作りし、
朝倉将棋という戦国時代の将棋を体験しました。

「酔象」は、王将の上に配置され、真後ろ以外すべての方向に1マスずつ動くことができます。
そして、対戦相手の陣地に入ると王将と同じように1マスずつ全方向に動ける「太子」になり、
王将をとられた場合にその代わりになれるということです。

金沢市から参加した小学校1年生の男の子は
「いつもの将棋に酔象が入って少し難しいので、お父さんに負けそうです」
と話していました。

参加した親子連れは、頭をひねりながら、ふだんとは少し違った将棋を楽しんでいました。

12/03 12:23