野球ニューヨーク・ポスト紙「大谷翔平、ヤンキースを断る」「ノータニ(No-htani)」

ニューヨーク・ポスト紙は「大谷翔平ヤンキースを断る」との見出しで速報を打ち、大谷の名前の最初にNを入れ「ノータニ(No-htani)」と表現した。

「キャッシュマンGMは、日曜日、『大谷からヤンキースと契約しないことを伝えられた。落胆している』と語った。新監督のアーロン・ブーン氏は、大谷を監督する必要がなくなった。二刀流の日本人スターは、東海岸にあるスポーツ最大の舞台が好みでなかったようだ」と続けた。さらに「代わりにマリナーズが最有力となったかもしれない」とも伝えた。

 ニューヨーク・ポスト紙は「大谷翔平ヤンキースを断る」との見出しで速報を打ち、大谷の名前の最初にNを入れ「ノータニ(No-htani)」と表現した。
「キャッシュマンGMは、日曜日、『大谷からヤンキースと契約しないことを伝えられた。落胆している』と語った。新監督のアーロン・ブーン氏は、大谷を監督する必要がなくなった。二刀流の日本人スターは、東海岸にあるスポーツ最大の舞台が好みでなかったようだ」と続けた。さらに「代わりにマリナーズが最有力となったかもしれない」とも伝えた。

 ニューヨーク・タイムズ紙は、「大谷翔平ヤンキースを拒む、より小さな市場を求む」との見出し。「大リーグ球団の幹部たちは、ここ数年、二刀流の日本人スターが、どこでのプレーを好み、いつ米国へやってくるのかに想像を巡らせてきた。ヤンキースのように有名で大市場のチームなのか? 日本でやってきたように打って、投げることを許されるチームを選ぶのか? この日、その答えがいくつか出され、それはヤンキースレッドソックスなど東海岸の球団を望んでいないということだった」と報じた。

 ただ大谷サイドがヤンキースを最終候補から外す過程には葛藤もあったようだ。
米の有力サイトであるファンラグスポーツは「代理人は大谷にヤンキースを考えるよう勧めていた」との内幕を明らかにしている。
「関係者によると最終選考からヤンキースを外すという決定を大谷が下す前、CAAの代理人たちは、もう少し長い目でみるように(大谷に)嘆願した」

 バレロ氏を軸にする代理人グループのCAAは、大谷にヤンキースを推す理由として、1.若くて素晴らしいチーム、2.ホームのヤンキースタジアムはフェンスまでが短くホームランを量産できるチャンスがある 3.大都市のニューヨークでヤンキースの一員として活躍すれば(年俸以外に)収入を得る可能性が大きい、という3点を推薦理由に挙げたという。

 だが、大谷は代理人の申し出を断った。

 同記事は、「小さな街(岩手県奥州市出身)で育ち、北海道・札幌でプレーし、明らかにお金を求めるわけでもない大谷は、そうした考えを持たなかった。23歳の大谷は、野球に集中し続けることで知られる素晴らしい若者で、時間がある時は、(無駄使いや派手な遊びもせず)ビデオゲームをしていると聞いている。今回も2年待って25歳になれば、2億5000万ドル(約275億円)を得ることだってできたはずだ」と、その決断を好意的に見た。

全文は:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171204-00000002-wordleafs-base&p=2