北海道札幌市 "つるつる予報"スタート 寒波で転倒者続出

本格的な冬に突入しますが、2017年は早くから寒気が強く、札幌市では105年ぶりの寒さとなっています。

 寒い冬の悩みといえば"ツルツル"路面。今、危険な道路はどこか。滑らないための役立つ情報がみられるスマートフォンのサイトが、12月1日から始まりました。

 12月1日、今シーズン一番の寒さとなった札幌市。

 真冬日は12月1日で6回目となり、この時期としては、105年ぶりに多くなっています。

 札幌市民:「冷たさをしんどく感じます。帽子が無い分耳が冷たい」

 札幌市は11月、早くもつるつる路面が出現。

 転倒して救急搬送された人が147人と、過去5年で最も多くなっています。

 札幌市民:「20日に滑って脳震盪おこして」「外科に行ったら、ろっ骨にひびが入ってるって。寝返りするのも大変です」「出来るだけ平らなところを狙って歩くんですけど、そこに行って滑るみたいな」

 そこで役に立つのが、札幌市の"つるつる予報"。

 札幌市の気象会社などが、12月1日から毎日夕方に、翌朝の路面の滑りやすさを、3つのレベルで予想します。

 更に、2017年の冬は、スマートフォンのサイトが登場。

 転倒事故の多い場所が一覧で見られたり、GPSの機能を使って、近くの砂箱を探すこともがきます。

 吉井庸二 気象予報士:「札幌で最も雪道転倒が多いススキノ交差点です。交差点のそれぞれの角には、砂箱が設置されています。スマホのサイトを見ると、このようにススキノ周辺は、ほとんどの交差点に砂箱が設置されているのが分かります」

 もうひとつの注目は、つるつる路面を報告しあい、情報を共有する機能です。

 滑る場所を見つけて、報告ボタンを押すと、他の利用者が地図上で確認できます。

 ウインターライフ推進協議会 金村直俊さん:「通勤通学する時、または帰宅時に自分が通る場所に、つるつる路面が発生しているか、画面上で確認出来るので歩くところで、つるつる路面があった場合は、注意していただければ」

 12月は、気温が例年より低い予想のため、ツルツル路面の頻度が多くなる恐れがあります。

 予報や情報を共有することで、転ばない冬を過ごしたいものです。

配信2017年12月1日19:30
北海道UHBニュース
https://uhb.jp/news/?id=3262

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