電話リレーサービス羽田空港に国内初の手話公衆電話を設置 他空港でも展開へ

羽田空港に手話公衆電話を設置 国内初、他空港でも展開へ
2017年12月3日 18時08分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017120301001405.html
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/images/2017120301001508.jpg
羽田空港に設置された聴覚障害者向けの公衆電話「手話フォン」=3日午後

 国際障害者デーの3日、日本財団は、聴覚障害者向けに提供している電話リレーサービスを活用した公衆電話「手話フォン」を羽田空港に設置した。 国内初で、本年度中に乗降客の多い成田など4空港で設置を目指す。
 
 リレーサービスは、聴覚障害者がパソコンやスマートフォンなどを使い、オペレーターを介して手話で会話できる仕組みで、財団が2013年から提供。
手話フォンは、二つある国内線旅客ターミナルの2階出発ロビーに設置され、毎日午前8時から午後9時まで無料で利用できる。