科学全国高専ロボコン、北九州高専が優勝 10年ぶり3度目 

全国高専ロボコン 北九州高専が優勝

 自分たちで作ったロボットで技術やアイデアを競う、全国高等専門学校ロボットコンテストが3日、東京・江東区で開かれ、北九州高専が10年ぶり3度目の優勝を果たしました。

 全国高等専門学校連合会やNHKなどが毎年開いている全国高専ロボコンは、ことしで第30回を迎え、地区予選を勝ち抜いた26チームが出場しました。
 ことしのテーマは「大江戸ロボット忍法帳」と名付けられた風船割りの競技で、各チーム2台のロボットを使って、相手の風船を先にすべて割ったほうが勝利となります。
 高速に動くハエたたきで一気に風船を割るものや、離れた場所からたくさんの矢を発射するものなど、工夫を凝らしたロボットが次々に登場して会場を沸かせていました。

 決勝は福岡県の北九州高専と石川県の石川高専の対戦となり、むちを取りつけたロボットで相手の陣地に一気に攻め込んだ北九州高専が、10年ぶり3度目の優勝を果たしました。
 また、最も優れたアイデアを出したチームに贈られるロボコン大賞は大分県の大分高専が受賞しました。

NHK NEWS WEB 12月3日 18時42分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171203/k10011245141000.html