４日朝、青森県深浦町の沖合で小型の木造船が転覆して漂流しているのが見つかり、その後、海岸近くの岩場に漂着しました。海上保安部は、朝鮮半島から流れ着いた可能性もあると見て、船内を調べることにしています。
４日午前８時前、青森県深浦町北金ヶ沢にある漁業協同組合から「沖合３キロ付近で木造船が漂流している」という通報が青森海上保安部にありました。
海上保安部で調べたところ、木造船は転覆した状態で漂流していて、午後２時すぎに海岸線からおよそ１００メートル離れた岩場に漂着したということです。船に近づくことができないために詳しいことはわからず、中に人がいるかどうかなどは確認できないということです。
近くの海で漁を終え、港に帰る途中に木造船を見つけた５０代の男性は「木造船についていたロープでえい航しようとしたが重くて動かせませんでした」と話していました。
先月以降、青森県内の沿岸では、朝鮮半島から流れ着いたと見られる無人の木造船がすでに５隻見つかっています。
海上保安部では、４日に見つかった小型船も朝鮮半島から流れ着いた可能性があると見て、今後、船を引き揚げるなどして詳しく調べることにしています。
配信12月4日 18時28分
NHK NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171204/k10011246171000.html
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