日銀黒田総裁 大規模金融緩和策は「うまくいっている」 低金利の影響は限定的 保護主義を懸念

日銀の黒田東彦総裁は4日、現状の大規模な金融緩和策は「うまくいっている」と述べ、低金利が金融機関の経営に及ぼす悪影響は限定的との見方を示した。好調な世界経済の先行きに関しては、保護主義の広がりや北朝鮮情勢などの地政学リスクを懸念材料に挙げた。

 フランスの市場振興団体「パリ・ユーロプラス」が東京都内で開いた講演後の質問に答えた。

 大規模緩和による低金利で個人や企業はお金を借りやすくなった一方、利益が圧迫されている金融機関からは見直しを求める声が上がっている。

 黒田氏は現状の緩和策は「経済成長だけでなく金融の安定性にも対応できる」と強調した。

配信2017/12/4 17:45
共同通信
https://this.kiji.is/310336395688100961

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