京都京都市バス運転士が乗務中にスマホ操作 委託先のエムケイ運転手、ドラレコで特定

京都市交通局が市バスの運行を業務委託しているエムケイ(同市)の男性運転手(57)が、乗務中に私物のスマートフォンを操作しメッセージのやりとりなどをしていたことが4日分かった。交通局が同日、発表した。

 交通局によると、10月29日に同社に業務委託している横大路営業所(伏見区)の副所長へ知人から「運転士が回送中にスマホを操作しているようだ」との情報提供があった。ドライブレコーダーを調べた結果、運転士が特定され、同月24日に回送中の車内で赤信号停車中と赤信号で停車する直前に、また31日には乗客を乗せた車内で停車中に操作していたことが分かった。

 規定では私物の携帯電話などの持ち込みが禁止されているが、その後の調査で11人の運転士が車内に持ち込んでいたことが分かった。交通局は再発防止に向け、全ての営業所で特別監察チームによる調査を徹底するとしている。

配信2017.12.4 11:48
産経WEST
http://www.sankei.com/west/news/171204/wst1712040038-n1.html