経済日銀マネー供給 鈍化が鮮明 異次元緩和以降で最低 物価2%目標へ長期戦

日銀の資金供給が鈍ってきた。市場に供給しているお金の量の増加額を1年前と比べると、11月は51.7兆円にとどまり、2013年4月の異次元緩和開始以降では事実上最低になった。物価がなかなか上がらない中、金融緩和の軸足は「量」から「金利」に着実にシフトしている。市場では将来の緩和縮小に向けた地ならしではないかとの見方も出ている。…※続く

配信2017/12/4付朝刊
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https://www.nikkei.com/article/DGKKZO24205310T01C17A2NN1000/