外装デザイン、アジアの学生競う 大賞は台湾の黄さん
永井靖二2017年12月3日20時4分
http://www.asahi.com/sp/articles/photo/AS20171203002154.html
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20171203002154_comm.jpg
大賞に選ばれた台湾の黄心薇（ウォンスンウェイ）さんらによる「Ｍｅｌｔｉｎｇ Ｓｔｏｎｅ」（ＡＳＰａＣ協会提供）
アジアの学生が化粧品などの外装デザインのアイデアを競う「日本・アジア学生パッケージデザインコンペティション」
（ＡＳＰａＣ協会と国際交流基金主催、朝日新聞社など後援）の最終決勝の表彰式が、３日に東京都内であった。
２０１０年に日韓２カ国で始まった学生コンペで、今年は９カ国・地域から３千点を超す応募があった。同分野の学生コンペで世界最大の規模だという。
今回のテーマは「チャレンジ」（挑戦）。
大賞には台湾の黄心薇（ウォンスンウェイ）さんらのグループの「Ｍｅｌｔｉｎｇ Ｓｔｏｎｅ」が選ばれた。
お酒を温める二重の容器の隙間に湯を注ぐと、内側の容器の外面に流紋が描かれるアイデアが評価された。
金賞は、小型スピーカーの音質を良くする紙製のケースをデザインした、韓国の宋汶烈（ソンムンイエル）さんの「Ｏ ＥＣＨＯ」
▽整頓と美観に配慮した薬箱の形を示した、台湾の廖干婷（リャオユウティン）さんらのグループの「ＳＯＭＡ」。
日本からは、持ち運びや用途に便利さと新しさが盛り込める環状の飲料ボトルを提案した、尾崎友梨さん（大阪成蹊大学）の「わ。」が銀賞に選ばれた。
入賞・入選作品は５～１０日、東京都千代田区丸の内３丁目、新国際ビル１階の「ＧＯＯＤ ＤＥＳＩＧＮ Ｍａｒｕｎｏｕｃｈｉ」で展示する。（永井靖二）
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20171203002159_commL.jpg
金賞に選ばれた台湾・廖干婷（リャオユウティン）さんらのグループによる「ＳＯＭＡ」
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20171203002341_comm.jpg
銀賞に選ばれた尾崎友梨さんの「わ。」
